4枚セットのポストカードの額装です。
複数枚のポストカードは複数窓抜きしたマットを組み合わせて飾るのが一般的ですが、こちらの額装例では立体額を使った浮かし額装に仕上げました。
リトグラフなど、大きさがあってそれほど厚さのない紙は、浮かし額装にするのが困難です。がっつり貼り付けないと固定できないので、両面テープや糊で貼り付けざるをえませんが、正面側にも貼り付けた跡が浮き出てしまい、作品の鑑賞価値が下がってしまいます。
ポストカードのように硬めで小さいものなら、浮かし額装に仕上げるのも簡単です。ポイント止めで固定が充分で、紙の厚さもあるので正面から見ても糊の跡などがわかりません。こちらの額装例では、
こちらのような硬質ハッポー素材を浮かし土台としました。はがきサイズよりも小さい土台にして、浮いている感を出すのがポイントです。
額縁の背景には、窓抜き無しの額装マットを配置しています。こちらの額装例では、フルオーダーの立体額を製作しましたが、
規格サイズの立体額でも実現できる額装方法です。ポストカードをお好みで配置してみて、額縁サイズをご検討ください。