ニューヨーク・ブルックリンを拠点とするアーティスト、KAWS(カウズ)が手がけたスヌーピーのジグソーパズルです。KAWSといえば両目が×印になったポップなキャラクターが特徴的。こちらのスヌーピーもご多分に漏れず、両目に×印が付いています。2021年7月16日からは、日本初のKAWSさんの大型個展も企画されているようです。
スヌーピーの形に額縁は作れないので、サイズに余裕を持たせた額縁の中央に、糊付けして1枚物にしたジグソーパズルを固定しました。ナチュラルな木製のフレームのすぐ内側には、2枚重ねにしたマットを配置して、表面カバーのアクリルとパズルが密着しないようにしています。アクリルとパズルが密着しても基本的には問題ありませんが、マットのカラーコディネートを楽しみつつ、広がりのある額装が実現できました。
パズルを貼り付ける土台となっているのは、表面に麻布貼りを施した額装マットです。周囲を囲うマットが2枚、背景にもう1枚で、計3枚のマットが使われていることになります。
パズル自体がかなり大きいので、若干の反りが見られますが、鑑賞の邪魔になるほどではありません。パズルの額装に表面の糊付けは必須ですが、糊に含まれる水分を吸い取って、パズルの大きさが伸びたり、反りが生じることがあります。
パズルはぴったりサイズの額縁に飾るほか、こちらの額装例のように大きさに余裕を持たせた額縁に飾ることも可能です。四角ではない特殊な形状のパズルの場合、ぴったりサイズの額縁は候補になりえません。背景土台も含め、適当な余白を確保した額縁を用意する必要があります。