よく見るとパイプであることは間違いありませんが、一見してパイプがパイプとして分かるかというと、意外とそうではないのかもしれません。こうして飾ると、まるで美しい曲線で仕上げられたオブジェのようです。
洋風の小物を額装するときには
スエード調の背景にすると、ぐっと格調が高まります。柔らかそうなスエードはパイプの硬質な雰囲気を引き立て、パイプを手に取ったことがある方もない方も、その感触が自然と想像できるかもしれません。直に触れて使うものは、その品を収める素材も上質だと気持ちがよいものです。インテリアとして飾る場合、額も例外ではありません。
BOX額は深さが必要な分、奥に収まっている印象が強くなります。飾りのないシンプルな小物を収めるときは、こちらの額装のように周囲の色合いを統一してみると「収まっている感」が軽減できます。色味を明るくしてあるので、暗色のパイプのシルエットが際立って見えるでしょう。
当社のアクリル加工技術を応用し、こちらのパイプの形の合った留め具も製作いたしました。パイプをはめ込む輪っか状の留め具です。背面の一部のポイント接着と合わせて、パイプを自然な形で固定することができました。