小さなお子様の健やかな成長を願う押絵羽子板。通常はガラスケース入りで、季節で出し入れすることが多い品です。ガラスケースの取り扱いが心配だったり、小さなお子様の手の届くところに飾らないよう気を使うことも多いはず。大切な記念の品、額縁に入れてみてはいかがでしょうか。壁に飾ればまず安心ですし、季節で掛け外しをする場合も気軽にできます。
油絵などの洋画が一度飾ると外すことがめったにないということもあり、和の季節物を額縁で飾り替えるという感覚には馴染みがないかもしれません。ですが、純粋な床の間が減り、和室で過ごすことも減る昨今です。生活スタイルに合わせ、額縁に入れて毎年のお祝いの時期に壁にかけて飾ってみるのも、年中行事をいつまでも身近に感じることができて妙案かもしれません。
こちらは
きめの細かい無地の布背景を使い、存在感のある黒のフレームを組み合わせています。彩り豊かでメリハリのある押絵羽子板。和を意識して強調してはいませんが、フレームの珍しい節模様からどことなく粋な雰囲気が漂ってきます。