大正14年に誕生した、明治大学体育会スキー部のロゴワッペンの額装です。同クラブはOBにオリンピックメダリストも抱える名門。ロゴを見ると、辛くとも楽しかった思い出がよみがえることでしょう。
10cmにも満たない大きさのワッペンですが、額縁に飾れば非常に引き立ちます。キャンバス用の幅広の額縁を利用したので、存在感も充分です。木目の美しいオーソドックスなデザインの額縁で、質実剛健な雰囲気の額装になりました。
キャンバス用の額縁は、2cm程度の厚みのある作品が収納できるよう、内部に凹みが作られています。ロゴワッペンにはそれほどの深さは必要ないので、凹み部分をマットで塞ぎ、マットの上にロゴワッペンを固定しました。
キャンバス額は、一般額などに比べると重厚で豪華な額縁が多くなります。例えば大柄な彫りが入った額縁などは、なかなか一般額ではお目にかかれません。本来は厚みのあるキャンバスやパネルを飾る額縁ですが、使い方によっては紙や立体物を飾ることも可能です。特にこちらの額装例のような使い方だと、用意するのは額縁とマットだけ。マットの裏面には丸めた新聞紙などを入れれば、品物を飾るステージができてしまいます。ロゴなどを存在感たっぷりに飾るのにはぴったりです。