木板を彫り込んで製作した、板絵を集めた作品を額装しました。こちらは信州新町小学校の20周年記念を祝い、木版画家の塩入久先生のご指導の下に製作されたとのことです。作品総数、なんと100点!
生徒の子供たちから保護者の方、先生方々などがひとつひとつ手掛けたそうです。
100点の木版は、背面に置いた一枚の板に留められて一つにまとまっています。深さのある立体額を製作し、土台となっている板を背面からネジ止めしました。シンプルですが作品を引き立てる浮かし額装となっています。
使用したフレーム「DG-3485 Dブラウン」は元から内部に深さがあります。フレームの後ろに高さを稼ぐ泥足を付ける必要がなかったため、フレームの高さの中で完結するシンプルな仕上がりになりました。
厚みのある平面の作品の場合、作品寸法に合わせた額にそのまますっぽり入れる方法もあります。しかし、浮かし額装にするだけで目を惹く、インパクトのある仕上がりになります。雰囲気もがらりと変わるので、額装方法のひとつとして是非お考えください。