「靖国の楯」に飾られた白色桐葉章(はくしょくとうようしょう)と、勲記の賞状をセットで額縁に入れました。白色桐葉章は明治8年(1875年)に制定された、「国家又ハ公共ニ対シ勲績アル者」に授与される勲章です。章の本体部分は銀製で、五三の桐の形をしています。
本来、白色桐葉章は漆塗りの勲章ケースに納められています。勲章本体と勲章ケース、大きな賞状(勲記)の3点が、叙勲に際して賜る品々ということは現在でも変わりません。こちらの額装例で存在感を放っている「靖国の楯」には、勲章ケースから取り出した白色桐葉章を飾ることができるようになっています。この「靖国の楯」が、一企業が開発して販売していた物なのか、国が関わっていた物なのかはわかりませんでしたが、重厚で手の込んだ品物であることは間違いありません。勲記(賞状)と白色桐葉章に加えて、靖国の楯も額縁に飾れるのがベストでしょう。
勲章と賞状を飾る額縁を「叙勲額」と呼びます。様々な規格品がある叙勲額ですが、プラスアルファの品物を飾りたい場合も、是非当店にご相談ください。叙勲額を製造・直売している当店では、額縁の仕様変更も安価に承っております。