オーソドックスな立体額、アートボックス35を使ったキャンバスの額装です。木枠に張られていない、画布の状態でお預かりした作品を、特注サイズの木枠に張り込んでから額装しました。
2cm程度の厚さのあるキャンバスは、
キャンバス額、いわゆる油絵額と呼ばれる額縁に入れるのが一般的ですが、立体額を使って額装することも可能です。作品よりも一回り大きな立体額を用意し、額縁内部の中央にキャンバスをネジ留めして固定しましょう。作品のサイズによりますが、シンプルでモダンな額装を安価に実現することが可能です。こういったキャンバスの側面まで見せる額装方法は、浮かし額装と呼ばれて人気が高まっています。
既製の油絵額も多くの種類があり、浮かし額装ができるタイプもありますが、
サイズ展開が「絵画規格サイズ」に限られます。A4などのOAサイズの作品など、既製の油絵額ではサイズが合わずに使えません。油絵額の特注製作を考える前に、既製の立体額から候補を探すのも手です。