プロレスラー武藤敬司さんの、サイン入りの雑誌とポートレートを一緒に額縁にお入れしました。こちらの雑誌を飾る表紙は、2018年3月に行われた試合にて、人生最後の「ムーンサルトプレス」で勝利した時の写真です。ファンの方々には大変思い入れのある試合になったようです。
額装した3点はそれぞれ厚さが異なる品です。中央を飾るポートレートにいたっては、キャンバス仕様になっているため2cm程度の厚みがありました。額縁の選択は、まず「額縁に入れる中で一番厚い物」に合わせる必要があります。
キャンバスの厚みが納まる「立体額 BH-E26N」を選択し、雑誌の背面には厚み調整材を幾重にも重ねて対処しました。キャンバスの周囲には余白を作り、キャンバスの立体感が際立つ仕上がりにしています。キャンバスと違い、雑誌そのままでは自身の形を保つことができないので、額装マットを周囲に被せたり、雑誌の大きさがはまる土台を用意したり、背面にも厚み調整材を重ねたりと、いささか手の掛かる額装になりました。
こうして一つの額に思い入れのある品を纏めたい方はいらっしゃるかと思います。形や厚みが全く違う品であっても、工夫次第ではどのようにも飾ることは可能です。記念品やコレクションは、保護のために額装するのもひとつの手。ご相談はいつでもお待ちしております。