こちらは磁器で有名なマイセンの絵皿です。お皿の白と青の線だけで表現されていますが、奥行きのある構図で冬の一場面が可愛らしく臨場感たっぷりに描かれています。
フレーム「MH-E34/ブルー」が上手くマッチし、ひとつの作品として纏まりました。 お皿の額装は通常、
専用ホルダーを使用して額縁内に固定します。しかし今回はホルダー不使用のご要望を受け、特殊な方法での額装です。裏板に穴を空けて高台を嵌め込み、3ミリ厚のアクリルをお皿に密着させて挟み込みました。アクリルの厚さは1.8ミリ厚が一般的ですが、3ミリ厚にすることでお皿を押さえるアクリルがたわむことを防いでいます。皿の外見を一切損なわず、額装することが叶いました。
ただし、こちらは必ず選べる額装方法ではありません。埋め込みには寸法の細かい調整が必要なため、壊れ物であるお皿をお預かりする必要があります。陶器や磁器はちょっとした衝撃でも命取りになりかねない繊細な物。破損のリスクが拭えないため、お皿の額装を通販でお受けすることは難しいのが現状です。
お皿の額装を行う場合、立体額とお皿ホルダーをお求めいただき、お客様の手でセットしてもらう必要があります。
配送上の破損リスクが高い品物は、お預かりすることができないため、弊社での額装作業はお断りさせていただいております。一応、額縁と組み合わせて使う皿ホルダーは販売しておりますが、近隣の額縁店に直接持ち込むことをお奨めいたします。