「春の夜」を歌ったかな書道の額装です。夜を意識した紺色と、梅の花を思わせる桃色のダブルマットで仕上げました。
桃色の額縁と紺のマットでお見積もり依頼をいただきましたが、桃色の額縁は数が限られてしまいます。ピンクなどのカラフルな額縁は洋風のデザインであることも多いため、紺色と桃色はマットで実現する形にしました。額縁は角丸の和額とし、色合いのご希望を実現しつつ、落ち着きのある仕上がりになったと思います。
マットを2枚重ねにする「ダブルマット」は、通常ですと下段マットをチラッと見せるようにします。こちらの額装例では、作品のテーマである「春の夜」を強調するため、下段マットの紺色を幅広く見せました。マットは如何様にも加工できますので、ご希望があればお伝えください。