傅益瑶さんの墨彩画。作品の形状に合わせて、マットに特殊形状の窓抜きを施しました。
マットには四角の窓抜きを施すのが基本ですが、コンピューターマットカッターの普及で様々な形状の窓抜きも可能になりました。ハート型や星型など、ポピュラーな形状はあらかじめマットカッターに機能が備わっています。コーナーデザインなども多岐に渡り、なかなかデザインの自由度も高くなってきました。
マットのデザインカットについては、こちらのページをご覧ください。 こちらの額装例は、下辺が狭くなった台形で、かつコーナーにR加工を施した窓抜き。作品の形やイメージに合わせた、完全オリジナルの窓抜き形状です。こういったオリジナル形状の窓抜きは、座標入力を繰り返して窓抜き形状のデータを作成しないといけません。データの作成料金がかかるため、単品作品の額装には向きませんが、同じ作品を大量に額装するなら充分検討の余地があります。データ作成料が必要なのは最初の1枚限りなので、数が増えるほど特殊マットの単価は下がることになります。