書道作品を浮かして額に入れました。『浮かし』の額装とは、深さのある額縁に、作品を浮き上がらせて飾ること。すっきりと洗練された、モダンな仕上がりが楽しめる額装方法です。
浮かし額装はあまり一般的ではありません。既製、もしくは特注の立体額を用意し、浮かしの土台を組み合わせて実現します。作品周りの余白や深さの加減を考えて、程よい額縁を用意しないといけません。一風変わった手法のため、手軽に用意できる既製品がほとんど無いのです。
こちらの額装例は、なかなか希少な「既製品の浮かし額」を利用しました。書道、水墨画の作品向けの額縁で、用紙の大きさに合わせてサイズ展開がされています。額縁に適正な深さが設けられているのはもちろん、作品を張り込むための土台も付属。裏打ちした作品を、付属の土台に張り込んで飾りましょう。裏打ち~張り込みの技術が無ければ、当店にお任せください。モダンな浮かし額装なら、展示会などでも目を引くこと請け合いです。
既製の浮かし額、『YW43 BT型』はこちらからご覧ください。