関東の零場としては抜群の知名度を誇る「坂東三十三観音霊場」のご朱印。坂東三十三観音巡りは、神奈川、東京、埼玉、群馬、茨城、栃木、千葉の関東全域を巡る、1300kmもの長い行程。巡る順番に決まりはないようですので、こつこつと年月を掛けて少しずつ集められたものだと思います。
こちらは掛け軸、もしくは額装する前提の「絹本」の朱印帳ですが、知名度が高いだけに、朱印帳の種類もたくさんあるようです。いわゆるブック形式の朱印帳は持ち運びに便利ですが、いざ飾るとなると手間がかかります。
こちらの額装例のように、ページを切り分け、1枚1枚を張り込んで固定しなくてはなりません。 もともと1枚物の絹本だと、掛け軸にするのも額装するのも手間がかかりません。ご朱印が完成した暁には、家宝として飾っていただきたいものです。完成後の取り扱いも考えて、朱印帳を選ぶと良いかもしれません。