飾る品物に対し、タテヨコと奥行きのそれぞれに余裕を持たせて飾ることを「浮かし額装」と言います。飾る品物の端まで、作品によっては側面も見せられるのがメリット。主にキャンバスやパネル仕立ての飾り方として、徐々に主流となりつつあります。
浮かし額装には、適度な余裕のある立体額が必要です。余白の取り方によって、ある程度額縁サイズの融通が利くのがポイント。はめ込むタイプの額縁のように厳密にサイズを合わせる必要がないので、既製の立体額と利用することも可能です。