1937年から1941年12月8日に起こった支那事変(諸説あり)に際して授与された記章です。例のごとく、記章と章のケース、賞状をセットにして額縁に入れました。2015年の11月に発売した、弊社オリジナル叙勲額『志賀』の変形タイプでの額装です。
昔の勲章や記章の額装を多数手がけておりますが、章や章のケースの大きさ、賞状の大きさがすべてまちまちで、定格の寸法と言うのがありません。勲章などの大きさが変わるのは必然としても、賞状の大きさがなぜこうもばらばらなのでしょうか。賞状サイズが複雑でばらばらという状態は、今現在にも受け継がれてしまっています。賞状用紙の大きさは非常に複雑で、同じ名称なのに数ミリ違うサイズが複数あるほどです。天の声が降ってきて賞状サイズをまとめてくれるとありがたいのですが、額縁業界、紙業界、ガラス業界、筆耕業界、コピー業界など、地味に関わりのある人数が多いだけに、そう簡単には行かないようです。
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