陶板のレリーフを額に入れました。海外で求めた名画の陶板レリーフです。
既成の油絵額を利用しています。豪華な型物のフレームが、品物の雰囲気とよく合いました。このように額縁を四角に組んでから、型を付けて形を整えた額縁を『本縁』と呼びます。オーダー額縁は基本的に棒状の棹を組んで完成とするのがほとんどで、本縁でのオーダー製作はとてつもなく高価になります。本縁をご希望の場合、何とか既製の本縁を利用することを考えたほうが良いでしょう。
油絵額はもともと深さがあるため、工夫すれば立体額として使用することも可能です。大雑把に言うと額縁の裏板に作品を貼り付ければ、2~3cmの深さのある立体額の完成です。
こちらの額装では、もともと付属していたマット材の布地をエンジ色に張り換えています。また作品を固定する背景にも、同じ色の布を張りこんで化粧をしました。
配送上の破損リスクが高い品物は、お預かりすることができないため、弊社での額装作業はお断りさせていただいております。品物に歪みが無く真四角であるといった制限がありますが、お客様にセットをお願いする前提で、額縁のみ製作できる場合があります。詳しくはこちらからお問い合わせください。