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一惠斎芳幾 大判三枚続 万延元年(1860)六月 版元:加賀屋吉右衛門 絵師紹介

 川中島合戦のクライマックス、武田本陣に単騎突入した謙信がまさに信玄に打ちかかった場面である。  画面右に、この信玄の絶体絶命の窮地を救った原大隈守が描かれている。  画面右奥には、やはりこの合戦の もう一人の立役者である山本勘助奮戦の姿、対岸には将兵が影絵のように描かれている。
 絵師の芳幾は国芳の高弟で、芳年とともに国芳門下の双璧と言われた。

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