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一声斎芳藤 大判三枚続 刊年:天保十四年〜弘化四年(1843-47) 版元:蔦屋吉蔵 絵師紹介

 これも一騎打ちの場面である。略伝には、謙信が海津城に立ち上る煙を見て信玄と道鬼(勘助)の計略を察知、その夜亥の刻に八代(屋代)の渡しを越え川中島に至ったこと、武田勢が西條山に向かっている隙に一万三千余人の勢力が「車懸かり」で武田軍本隊旗本を追い詰め、道鬼を初め 諸勇士を討ち取ったこと、謙信みずから信玄に打ちかかったが信玄は軍配で受け止めたことなどが書かれている。
 絵師の芳藤も国芳の弟子で、後年はおもちゃ絵の芳藤として活躍し広く知られることになる。

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