《クリックで拡大》 永禄四年九月四日川中島ノ合戦ニ山本勘介入道討死図 Next次を見る

一勇斎国芳 大判三枚続 刊年:弘化四年(1847)〜嘉永五年(1852) 版元:不詳 絵師紹介

 場面としては次の作品「芳年−01」とその次の「国芳−02」と同じ、勘助討死直前のものである。 ぐっと目線を引き、ぐるっと一回りしたような位置での構図だ。まるで映画を作るような感覚で作図したのだろうか。  永禄四年(1561)の八幡原の合戦は九月十日が通説であるが、この絵のように九月四日との書き込みもままある。浮世絵が江戸時代に刊行された書物の諸々の記述をベースにしているために起こることである。

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