Q&A よくある質問

  • 油絵額について / ABOUT Oil PAINTING FRAME

  • Q.油絵額縁のサイズはどんなのがあるの?

    A. キャンバスやパネルなど、厚みのある平面作品を入れるのが油絵額です。油絵額縁はF6、P6などといった絵画寸法に合わせたサイズの額縁があります。作品がF6サイズなら、F6用の油絵額縁をお求めください。
     ただし、Mサイズ・Sサイズといった規格寸法は、あまり世の中に出回っていないので既製品の額縁がありません。規格サイズだからといって全ての規格サイズに額縁の用意があるわけではないのです。こういったサイズの額縁は、当社自社工場で作る油絵額縁で対応いたします。自社製油絵額の一覧がございますので、お好みの油絵額をお探しください。700種を超えるオーダーフレームから選んだフレームで、油絵額をお作りすることも可能です。

  • Q.木枠からはずした油絵があるんだけど?

    A. これらは作品製作の時には張りキャンバスの状態で描かれて、持ち運びや保管の関係で木枠からはずされた状態です。画布は丸められるので持ち帰りには都合がいいのですが、いざ額に入れようとすると一工夫が必要です。
     ①木枠に張りこんで油絵額縁で額装する。
     作品を張りキャンバスの状態に戻して額装する方法です。張りキャンバス状にすることで画布がピンと張り、絵の具の剥落などを防ぐことができます。そもそも木枠からはずすことは、作品にとっていいことではありません。太鼓のようにピンしていた画布が、木枠からはずされて大きなシワを作り、絵の具に亀裂や剥落を引き起こすことがあります。
     作品のためには一番おすすめしたい方法ですが、海外規格で描かれた作品の場合、作品を張りこむ木枠、油絵仕様の額縁が全て特注サイズでお造りすることになります。
     ②画布をベニヤ板などに貼り付けて額装する。
     作品をボンドなどでベニヤ板にベタ貼りし、画布を固定してしまうことで作品を保護します。小さいサイズの作品なら、糊付けのボードなどに貼りつけることもあります。木枠に貼りこむよりも簡単に作品を固定することができ、厚みも薄く仕上がるのがメリットです。ただし作品の凹凸が大きい場合、コーナーにシワがよってしまうことがあります。貼りつけた後は、油絵額縁、もしくはデッサン額で額装します。
     ③そのままデッサン額に額装する。
     画布のままで、デッサン額にマットを組み合わせて額装します。特に木枠に張り込んだりしなくても、画布の波打ち、シワが無い場合に可能です。
     ちなみに、キャンバスの作品を丸めるときは絵の具の面を外側に巻くのが基本です。絵の具が外にさらされることになりますが、内側に巻くよりも作品に無理な力がかかりません。

  • Q.油絵額のおすすめはどれですか?

    A. 王道は『油絵額・9232』、スタンダードな型物の油絵額です。光沢を抑えた仕上げなので、金色や銀色でも嫌味にならずに作品と調和します。ぱっと見のデザインは仰々しく見えるかもしれません。しかし油絵は主張の強い作品が多いので、額装全体として見るとこういった『いわゆる油絵額』が最も合いやすいです。
     『まじかるフレーム・3474』はとにかく軽い油絵額。おすすめ色はゴールドです。少し汚しの入ったいぶし色のゴールドですが、こういったいぶし色は色あわせがしやすいので失敗がありません。
     『油絵額/日本画額・3463』はフラットなフレームデザインが特徴です。日本画にもお使いいただけます。シンプルに作品を引き立ててくれるでしょう。
     ちなみに油絵額の王道の色はゴールドです。金色というと、趣味の悪いけばけばしいイメージかもしれませんが、作品をやわらかく、暖かみ溢れた仕上がりにしてくれます。

  • 裏打ちについて / ABOUT BACKING

  • Q.裏打ちってなんですか?

    A.作品の裏に紙を貼り付けて、しわやたるみを防ぐ作業のことを言います。書道や水墨画の作品、刺繍、手ぬぐいを額装するには必須とも言える作業です。詳しくはこちらをご覧ください。

  • Q.どんなものが裏打ちできますか?

    A.和紙全般(水墨画・書)、布全般(刺繍・手ぬぐい・ちりめん)、写真、などです。裏打ちはしわ・たわみを伸ばすことと、作品の補強ができるので、作品を飾り物にするのには必須の作業です。
     ただし、墨の状態・素材の状態など、作品次第の作業なので、例に挙げた品物全てが裏打ちできるとは限りません。加えて、裏打ちすると価値が下がるものもあります。版画、拓本などが該当するのでご注意ください。

  • Q.書いたばっかりの作品ですが裏打ち出来ますか?

    A.主に裏打ちが必要になるのは墨で描いた作品だと思いますが、墨が乾燥し、落ち着いてから裏打ちはしたいものです。視覚的には、遅くとも2~3日もおけば充分乾燥したように見え、裏打ちも可能になります。
     ただ、書家の方などがおっしゃるには、墨が本当の意味で安定するのは半年~1年かかるようです。本当の意味で安定とはなんぞやと思いますが、墨の膠の乾燥、墨と紙とのなじみ、といったことを指すのだと思います。いずれにせよ、墨で描いた作品を置いておくのは悪いことではありません。作品の完成から2~3日置けば裏打ちなどの作業は可能になりますが、時間が許すようなら余裕を持って作品を仕上げることをおすすめします。
     ちなみに、落款に関しては上記の乾燥期間は当てはまりません。物によってはさらに乾燥に時間がかかるので注意してください。

  • Q.写真を額に入れるとき裏打ちは必要ですか?

    A.小さな写真では目立ちませんが、写真のサイズが大きくなってくると歪みが気になります。裏打ちしてボードに固定された写真はとても美しいので、歪みが目に付く大きな作品では特に裏打ちをおすすめします。写真の印画紙はそれほど厚くなく、印画紙のもともとの癖もあって丸まりがち。なんとなく画面のカーブした写真と、裏打ちされた写真の違いは一目瞭然です。写真の裏打ち用として、『写真用 裏打ちタック』も販売しておりますのでご検討ください。

  • オーダーフレームについて / ABOUT ORDER FRAME

  • Q.オーダーフレームはどうやって注文するんですか?

    A.比較的薄い品物が入る『デッサン額』、キャンバスなどの厚みのある平面作品が入る『油絵額』、立体の品物を入れる『立体額』の3種類は、ネット上でオーダーフレームの見積もり、お買い上げが可能です。オーダーフレームのご注文のページから、ご希望のフレームを選択し、寸法入力をしてみてください。その場ですぐに価格が表示され、そのままお求めいただくことが可能です。
    上記3パターンの額縁以外をご希望、もしくは額装のアドバイスがほしい場合は、オーダー額縁のお見積もり・アドバイスをメールにて承っております。

  • お支払方法について / ABOUT PAYMENT

  • Q.支払方法はどんなものがありますか?

    A. 額縁のタカハシの通販では6種類の決済方法をご用意いたしております。
    ・カード決済
    ・代金引換
    ・後払い
    ・コンビニ・銀行ATM・ネットバンキング決済
    ・銀行振込
    ・郵便振替
    お急ぎのお客様は、カード決済、代金引換、後払い(コンビニ・銀行・郵便局)からお選びください。それぞれの決済方法の詳細は、お支払い方法でご確認ください。

  • 額縁の選び方について / HOW TO CHOOSE

  • Q.額装のアドバイスをもらいたいんだけど?

    A. 作品によって額装の仕方は様々なので、ベストな額装に悩まれることは多いと思います。お電話、またはメールにてお問い合わせいただければ、最適な額装をご提案させていただきます。
     メールでのお問い合わせの際は、メールフォームをお使いください。『額縁の選び方/お見積り』では、額縁に入れたい品物ごとに最適な額装をご案内しております。
     お電話をいただける際は、当社ホームページの画像を見ながらご説明させていただきますので、パソコンの準備をしてお電話ください。
     また、作品の画像などがあるとこちらのイメージも広がります。お見積りフォームに画像の添付機能もございますのでご利用ください。
     実際に作品をお送りいただいても結構です。実際の作品とフレームを合わせて、イメージ画像などをメールいたします。お客さまのご希望に適う、最適な額装をご一緒に考えましょう。
     『〒381-2224 長野県長野市 川中島町原1392-10 額縁のタカハシ』
     上記宛に品物をお送りください。

  • Q.なるべく安く額縁が欲しいです。

    A. コストパフォーマンスに優れる額縁は、ポスターフレームです。ポスターフレームは表面が透明シートであるという欠点はありますが、価格と軽さに優れる額縁です。紫外線をカットして作品の日焼けを軽減する、アクリル付きのフレームをおすすめしたいところですが、屋外で使う場合など、痛んだら買い換えても気にならないほどのコストは魅力的です。
     『エコパネル-S』は木製のポスターフレーム。温かみのある木の額縁で、特注サイズの価格が安いのも特長です。価格の安い特注サイズの額縁をお探しなら、この『エコパネル-S』をご覧ください。

  • Q.どのフレームが合うのか悩んで決められません。

    A.額縁のサイズの話は置いておいて、額縁の色やデザインについてお答えします。
     デッサン額で無難な色はホワイト、ブラウンなどです。油絵額の王道はゴールドです。金というと遠慮されがちですが、多くの油絵になじみやすく、やわらかく作品を演出する金色は一番汎用性の高い色です。壁の色と額縁の色の組み合わせに悩む方も多いと思いますが、まずは作品と額縁のコーディネートが一番です。壁の色にとらわれるよりも、額装全体のバランスを考えたほうがうまくいきます。
     最後に、額装には決まりきったルールはありません。お客様が気に入ったものが最高の額装です。

  • Q.作品に対するフレームの幅目安ってありますか?

    A. たとえばハガキ程度の作品でも、太目の重厚なフレームが似合ったりします。結局は作品しだいで、淡い色目の作品に太目の縁だと、額縁ばかりが目立ってしまうかもしれませんが、インパクトのある作品は、たとえ大きさが小さくても太目のフレームが合うと思います。
     逆に額縁はあくまでオマケ、フレームは細ければ細いほどいいというお客様がいらっしゃいます。1m以上の大きさの額縁を、太さが20ミリにも満たない縁で作ろうとするのは物理的に不可能です。縁の強度が持ちません。無理やり作ったとしても、出来栄えはやはり安定感の無い、あまりしっくりこない額装になりがちです。この場合、最低でも40ミリ程度のフレームの太さは欲しいところです。額縁は作品を飾る衣装なので、目立たなければ目立たないほどいいというのは額縁屋としては寂しい話です。

  • Q.自宅に飾りやすい額はどんなものがありますか?

    A.額縁のタカハシのモットーは『どんな額もお作りします』なので、思い出のある品物は何でも額に入れて飾っていただきたいところです。
     それは当社の希望として、まずはお子様の絵を飾ってみるのをおすすめします。美術の時間によく使われる、四つ切画用紙の作品をデッサン額とマットを組み合わせて額装しましょう。とても立派な美術品に仕上がります。マットまで含めても¥4500くらいからお選びいただけますし、大きさもそれなりにあるのでお部屋の雰囲気がガラッと変わります。子どもの頃の絵は大きくなると絶対描けません。保存の意味も込めてしっかり額縁に入れてあげましょう。

  • 額縁の飾り方について / HOW DECORATION

  • Q.額を飾りたいけど壁に穴を開けられない。

    A.主にマンションタイプにお住まいの方の悩みだと思いますが、『額吊金具・Jフック』がおすすめです。Jフックは細い釘を複数打ち込むことによって耐荷重を得るため、一つ一つの穴が小さいのが特徴です。金具をはずすときはニッパーなどを使って、釘を一本一本抜きましょう。ほとんど跡は残らないはずです。
     また、天井と壁の接する部分、『廻り縁』に金具を取り付けて、そこから自在ワイヤーをぶら下げる手もあります。自在ワイヤーは細くて目立たないので、高いところから下げてもそれほど気になりません。
     全く壁に穴を開けられない場合、壁に額縁を飾ることはできません。その場合はイーゼルを使って額縁を飾りましょう。場所をとるのが難点ですが、壁に飾るのとはまた違った雰囲気が出ます。

  • Q.土壁に額を飾りたいんだけど?

    A.基本的に土壁にはネジ、釘などが効かないため額縁を吊るす金具を取り付けることができません。土壁に金具を取り付けることはあきらめて、廻り縁から自在ワイヤーを下げて額縁を吊るしましょう。廻り縁とは壁と天井の角にある木部のことです。木部でしたら様々な金具が効果を発揮します。おすすめは『洋額フック』です。『洋額フック』と『ループ式ミニワイヤー』をセットでお使いください。
     コンクリート壁の場合、廻り縁も無いのが普通です。コンクリートにプラグ(コンクリートアンカー)を打ち込み、ネジを受け止める土台を作って額吊金具を取り付けるしかありません。プラグを打ち込むにはコンクリートドリルで下穴を開ける必要があります。コンクリートドリルなどの専門的な機械、穴を開けると取り返しがつかないので経験も必要と、ハードルの高い作業になってしまいます。
     ちなみに前述の『洋額フック』にはコンクリート用のプラグも付属します。

  • Q.飾っていた額縁が落っこちたんですけど?

    A. 飾っていた額縁が落ちる理由はほぼひとつだけ、紐が切れることです。額縁を吊る紐は丈夫にできてはいるのですが、十年、二十年のうちには劣化して最終的には切れてしまいます。大掃除の時などに点検するようにしましょう。数年に一度交換してもらえば万全です。
     紐が切れる以外で額縁が落ちた話はほとんど聞きません。適切な額吊金具を使うことと、紐の点検さえ怠らなければ、額縁が落ちることはほぼ無いといっていいと思います。

  • Q.地震で額縁は落ちますか?

    A.私の主観になりますが、よほど大きな直下型の、跳ね上げるような地震でなければそうそう額縁は落ちないようです。最近、額縁のタカハシ松本店で震度5の地震を経験しましたが、吊り下げて飾っていた額縁は一枚も落ちませんでした。額縁の吊り金具は鉤状になっており、上に持ち上げてはずさないとはずれないため、地震の揺れで傾きはしてもそうそう落ちないようです。
     とはいえ、額縁の飾ってある場所によっては生死に関わる問題です。紐のはずれ止め付き、セフティミニワイヤーや、セフティXフックのご用意もございますのでご確認ください。

  • Q.地震が起きても額が落ちないようにしたい。

    A.紐のはずれ止め付き、セフティミニワイヤーや、セフティXフックのご用意もございますのでご確認ください。
     私の主観になりますが、額縁の吊り金具は鉤状になっており、横に揺れる地震ではそうそう紐が外れることはないと思います。ただし、吊り金具の代用として、太目の釘に紐をかけているお宅がありますが、これは非常に危険です。専用の金具をお使いになることを、強くおすすめいたします。

  • Q.軽い額縁が欲しい。

    A.額縁を軽くするのに一番有効なのは、アクリル仕様の額縁にすることです。アクリルはガラスに比べて重さが半分ほどなので、すぐに軽さが実感できるはずです。また、ポスターフレームは全体的に軽さに優れています。
     最近の額縁業界では、油絵額縁の『まじかるフレーム』など、軽さを重視した額縁も販売され始めました。当社製造の額縁も、アクリル仕様にすることはもとより、裏板をプラスチックダンボールにするなど、額縁の軽量化に勤めております。
     額縁の重さに対して神経質になりがちなお客さまがいらっしゃいますが、よほど規格外の額縁で無い限り、壁に掛けられない額縁というのはありません。額吊金具に額縁裏の紐を引っ掛けるだけで飾れます。
     額縁の重さに関するお問い合わせは多数いただいておりますので、サイト上で額縁個々の重さの表記をするよう、徐々に準備を進めております。

  • Q.一般的にどのくらいの重さの額縁を飾れるんでしょうか?

    A.額縁のタカハシがおすすめする金具に『額吊金具・Jフック』がありますが、こちらの商品の耐荷重はひとつで11kgです。Jフックは石膏ボードに安心して使える、非常に使い勝手のいい商品ですが、11kgの額縁というと相当に大きな物になります。
     例えば、『油絵額縁 9232 F30号』が作品まで込みで大体11kgくらいになります。『油絵額縁 9232 F30号』は額縁の外寸法で、幅1069ミリ、高さ887ミリ、厚さが63ミリです。このように幅が1m以上の額縁で11kgですので、11kgがかなり余裕のある数字だとお分かりいただけると思います。
     ちなみにF30号くらいの額縁になると2点吊りすべき大きさになってくるので、実際にはもっと大きな額縁まで飾ることが可能ということです。ここまで大きな額縁はあまり飾らないと思いますが、それほど額縁の重さに神経質になる必要はありません。
     一昔前だと、大きな額縁でもガラス入りで非常に重いことがありましたが、いまはある程度以上の大きさの額縁はすべてアクリル仕様です。壁の材質に適した額吊金具と、数年に一回の紐の点検を怠らなければとんでもなく規格外の額縁以外は全て飾れます。

  • 額縁のサイズについて / ABOUT SIZE

  • Q.額縁のサイズはどこではかる?

    A.額縁の寸法は内寸で測ります。内寸とはガラス、裏板・マットなどが入る部分の寸法です。ですからガラスや裏板の寸法はそのまま内寸を表わすともいえます。(厳密には、ガラスや裏板は内寸よりも1~2ミリ小さくなります)内寸は入る部分の寸法なので、額縁を正面から見ても分かりません。額縁を裏返して確認してください。  内寸に対して外寸がありますが、額縁は内寸を基準に作られるので、外寸は数値として表に出てこないのが普通です。外寸基準で額縁の大きさをいわれると、外寸からフレームの太さを引いて入る部分の寸法(内寸)を算出しなくてはなりません。計算のややこしい外寸は、額縁業界ではほぼ使われないといっても過言ではありません。外寸を知りたい場合は、フレーム内寸に縁の太さ(裏幅)を足して算出してください。

  • Q.額縁のサイズでF・P・Mってなんですか?

    A.絵画寸法のことです。絵画寸法はFサイズを基準とし、F6号、F30号などと呼びます。例えばF6号は(409×318)と決まっており、この規格に則ったキャンバス、パネルなどが販売され、出来上がった作品はF6号用の額縁に納まることになります。  P6号というと、(409×273)がその寸法となります。長手の寸法(409ミリ)は変わらず、短手の寸法が(273ミリ)と若干小さくなります。M6号(409×243)も同様で、長手の寸法(409ミリ)は変わらず、短手の寸法が(243ミリ)とP6号よりもさらに小さくなります。  このようにFサイズを基準にして、Pサイズ、Mサイズになるごとに短手が小さくなっていきます。長手の寸法は変わりません。  ちなみにFとは、Figure(人物)の頭文字で、人物を描くのにバランスの良いサイズといわれています。Pは、Paysage(風景)の頭文字、Mは、Marin(海景)の頭文字です。F・P・M以外にもうひとつ、Sサイズがあります。SサイズはSquare(正方形)の頭文字で、長手を一辺とする真四角のサイズです。よって、S6号は(409×409)となります。  絵画寸法は明確な法則に則ってサイズが決められているわけではありません。A4などのサイズは、A4~A3~A2と大きさが倍々で増えていきますが、F15サイズからF20サイズの間には特に法則は見出せないのです。絵画寸法の大きさを確認するには、絵画寸法表を見て確認することになります。

  • Q.額縁のサイズってどんなのがあるの?

    A. 額縁の種類によって異なります。油絵額縁は絵画規格寸法に則ったサイズが、デッサン額はデッサン額特有の規格サイズが、ポスター、写真、色紙などにも、それぞれの品物に合わせた大きさの額縁があります。  詳しくは額縁サイズ表をご確認ください。額縁の種類ごとのサイズ表をご覧いただけます。

  • Q.ぴったりの大きさの額縁があると思ったんだけど?

    A. 安価に特注サイズの額縁を作るなら⇒ ステインパネルの特注サイズ

    特注サイズの額縁を作るなら⇒ 簡単3ステップでオーダー額をご注文

    特注サイズの賞状額を作るなら⇒ 賞状額の特注サイズ




     賞状額などは、大きさの決まった用紙をすっぽりとそのまま入れる額縁です。ポスターや賞状のように、ある程度大きさの決まった物に関しては、サイズにぴったり合わせた額縁が販売されています。
     しかし、例えば気に入ったカレンダーの切り抜きなど、大きさの定まらない品物にはぴったり大きさの合う額縁があることの方がまれです。額縁業界では、古今東西全てのサイズに合わせた額縁の展開は不可能なので、多くの作品に適合しやすい寸法を選んで、規格サイズとして販売しています。額装マットと組み合わせれば、ほとんどのサイズに適応するはずです。規格サイズの中から、お手持ちの作品に適合する額縁はないか探してみてください。

  • 額縁のタカハシについて / ABOUT US

  • Q.額縁はどこで作られるんですか?

    A. 賞状用紙は様々な規格寸法がありますが、規格寸法に即しているはずの賞状にもかかわらず、微妙に寸法の誤差があることがあります。これは地域によって規格の統一がなされていなかったり、裁断する前の元の紙の大きさの違いのせいであったりするようです。

  • Q.額縁のタカハシのお店はどこにあるの?

    A.武田信玄と上杉謙信の合戦で有名な、長野県長野市川中島に本店があります。このほかに、長野市吉田、松本市に支店があります。
    信州は全国でも屈指の観光名所ですので、もしお近くにいらっしゃるようでしたら是非当店にもお立ち寄りください。実店舗は水曜定休、10:00~18:30までの営業時間となっております。

  • 品物のセット方法について / ABOUT ITEM SET

  • Q.作品はどうやって固定するの?

    A. 紙状の作品をマット付きで額装する場合、作品はマットの裏面にテープで止めます。窓抜きに合うように作品を配置して、上部2箇所をテープ止めしてください。よほど重いものでない限り上部の2箇所で充分です。紙は伸び縮みするため、上下左右、全てをテープで止めてしまうのは良くありません。紙が伸び縮みしたときに力が逃げられるよう、上部だけにしてください。
     作品にテープを貼れない場合、コーナーポケットを作って作品を固定します。額装用品として『コーナーピタック』などといった商品も販売されていますが、三角の紙とテープで代用が可能です。茶封筒などの中性の紙と、メンディングテープを使うと良いでしょう。

  • Q.額縁の入れ替えは簡単ですか?

    A.額縁の種類にもよりますが、作品の入れ替えに専門知識を伴うことはほとんどありません。基本的に額縁を裏返して、裏板をはずせば作品の入れ替えができると思います。デッサン額、油絵額など、ほとんどの額縁が該当します。
     例外としては、欄間額などの表装作業を経て額装されたものです。こういった額縁は、専門の職人以外にはどうにもなりません。下手に作品を剥がそうとすると、作品と額縁のダメージに繋がります。『額縁のアドバイス』のメールフォームから、ご相談ください。

  • 写真額について / ABOUT PHOTOFRAME

  • Q.写真額って黒いのしかないの?

    A. 写真の額縁は、細めの黒のフレームに黒のマットを組み合わせたものが好まれる傾向があります。黒はぱっと目を引くので、特に展示会などで重宝されるようです。
     ご自宅で写真を飾る場合、黒の組み合わせも悪くないのですが、お部屋の中で存在感がありすぎると感じる方もいます。毎日目にするものですので、薄いグレーやクリーム色など、優しい色目のマットで額装するのもおすすめです。その場合は、フレームもナチュラルな木製にしてみると良いでしょう。
     写真額・写真パネル一覧のなかでは黒のフレームが多いのですが、写真にはデッサン額も使えます。写真額に比べるとデッサン額は種類も豊富なので、一度ご覧ください。

  • 賞状額について / ABOUT DIPLOMA

  • Q.賞状と賞状額の寸法が少しだけ合わないんだけど?

    A.賞状用紙は様々な規格寸法がありますが、規格寸法に即しているはずの賞状にもかかわらず、微妙に寸法の誤差があることがあります。これは地域によって規格の統一がなされていなかったり、裁断する前の元の紙の大きさの違いのせいであったりするようです。
     賞状額は多くの賞状に適応できるよう、寸法に若干の余裕を持って作られています。賞状が賞状額のフレーム内寸法よりも5ミリ程度小さいくらいなら、問題なくお使いいただけますので安心してお求めください。
     額縁にはガラスなどが引っかかる部分、『フレームのかかり』があります。内寸法の中では多少ぶかぶかでも、フレームかかりから出なければ正面からはわかりません。賞状が額縁の中で動いてしまうようなら、1~2箇所テープで固定すると良いでしょう。
     逆にフレーム内寸法よりも賞状が大きいと、当然その賞状額はお使いいただけません。この場合、賞状のまわりを若干カットしていただくか、他のサイズの賞状額をお選びください。特注サイズの賞状額もございますし、ぴったりに入れるのをやめて、マットと組み合わせた額装にしても良いでしょう。

  • スカーフ額装について / ABOUT SCAFF

  • Q.額に入れたスカーフはまた使えるの?

    A.当店で手がけるスカーフの額装は、額装品としての見栄えを最重視しているためスカーフを張りこんであります。額縁からはずしたとしても再度お使いいただくことはできません。スカーフとして存分にお使いいただいた後、もう使わないけれど記念として、額装を望まれるお客様が多数いらっしゃいます。
     「二度とスカーフとして使えない」というと躊躇もあると思いますが、スカーフとしてもう何度かお使いいただくよりも、完璧な額装品としてお部屋を彩ることをおすすめします。
     スカーフの額装依頼の詳細はこちらをご覧ください。

  • Q.スカーフにシワや染みがありますが取れますか?

    A.スカーフのシワに関しては、スカーフの額装に熟練した職人がきれいに伸ばして張りこむので問題ありません。
     シミや汚れに関しては、原則として当社で手を加えるのはご遠慮させていただきます。事前にお客様の手によってお洗濯するなり、クリーニングに出すなりしてください。
     スカーフは白の土台の上に張りこむので、普段は目立たなかったシミ、汚れが張りこむことで目立つことがあります。ご依頼いただく前に、充分スカーフを確認することをおすすめいたします。お客様が事前に確認できていないシミや汚れが発見された場合、作業を中断してお客様と連絡を取らせていただきます。
     スカーフの額装依頼の詳細はこちらをご覧ください。

  • Q.スカーフの額装を頼みたいんだけど?

    A.スカーフを額縁のタカハシにお送りください。ビニール袋などに入れたスカーフを、封筒に入れてお送りいただければ結構です。(〒381-2224 長野県長野市川中島町原1392-10 額縁のタカハシ オンラインショップ 026-214-6370)
     実際のスカーフを見たうえで、ベテランフレーマーがおすすめのフレームを提案させていただきます。フレームサンプル数点をスカーフと合わせた画像をお送りしますので、お好みのフレームを決定してください。お客様がお気に召すまで、何度でもご提案させていただきます。
     フレームが決定しだい額縁の製作に入り、きっちりと額装した上でお客様にお送りいたします。
     スカーフの額装依頼の詳細はこちらをご覧ください。

  • その他 / ABOUT OTHER

  • Q.まとめ買いで安くできますか?

    A.額縁の種類、品番にもよりますが、概ね30枚程度のご発注から数量割引させていただきます。額縁の価格によっても異なりますのでご相談ください。ご相談の際は納期等のご希望もお伝えください。

  • Q.海外のポスターを額に入れたい。

    A.ポスターのサイズは各国で様々なものがあります。ポスター額をサイズで選ぶの中に適合するサイズが無いようなら、オーダー注文でぴったりにお作りするか、余白をマットで埋めて額装することをおすすめします。ポスターフレームは薄い紙状の作品を入れる簡単なフレームですが、マットが入るくらいの余地(1.5ミリ~2ミリ)はあります。ポスターフレームにマットをあわせてもいいですし、ちょっと豪華にデッサン額にポスターを入れても良いでしょう。デッサン額のサイズ選びの手引きを参考に、サイズが合いそうな額縁を探してみてください。

  • Q.手ぬぐいを額に入れてみたいんだけど?

    A.手ぬぐい専用に作られた額縁があります。 ⇒手ぬぐい額一覧
     手ぬぐいを額に入れるときは『裏打ち』するのがおすすめ。アイロンで圧着する、手ぬぐい用の裏打ち用紙もご用意しております。
     一般的な手ぬぐいは350×900くらいの大きさです。手ぬぐい額は340×890の内寸法で作られていますので、手ぬぐいを若干断ち落として額装してください。額縁の表面素材を手ぬぐいに乗せ、断ち落とす大きさを決めると良いでしょう。『裏打ち』してあれば手ぬぐいが固定され、断ち落としも簡単です。

  • Q.海外旅行で絵画を買ってきたんだけど。

    A.海外旅行ではよく道端で絵画が販売されています。水彩画や版画、油絵など様々な物が売られていますが、海外の町並みなどが描かれた絵画類は、とてもよいお土産になるでしょう。
     飛行機の移動がありますので、それらは額縁に入れず、作品だけで持ち帰ると思います。水彩画や版画は紙に描かれているでしょうから、大きさの合うデッサン額とマットを組み合わせれば額に納めることができます。問題は油絵やアクリル画で、これらは作品製作の時には張りキャンバスの状態で描かれて、販売される状況になると木枠からはずされてキャンバス画布で売られています。画布は丸められるので持ち帰りには都合がいいのですが、いざ額に入れようとすると一工夫が必要です。
     ①木枠に張りこんで油絵額縁で額装する。
     作品を張りキャンバスの状態に戻して額装する方法です。張りキャンバス状にすることで画布がピンと張り、絵の具の剥落などを防ぐことができます。そもそも木枠からはずすことは、作品にとっていいことではありません。太鼓のようにピンしていた画布が、木枠からはずされて大きなシワを作り、絵の具に亀裂や剥落を引き起こすことがあります。
     作品のためには一番おすすめしたい方法ですが、海外規格で描かれた作品の場合、作品を張りこむ木枠、油絵仕様の額縁が全て特注サイズでお作りすることになります。
     ②画布をベニヤ板などに貼り付けて額装する。
     作品をボンドなどでベニヤ板にベタ貼りし、画布を固定してしまうことで作品を保護します。小さいサイズの作品なら、糊付けのボードなどに貼りつけることもあります。木枠に貼りこむよりも簡単に作品を固定することができ、厚みも薄く仕上がるのがメリットです。ただし作品の凹凸が大きい場合、コーナーにシワがよってしまうことがあります。貼りつけた後は、油絵額縁、もしくはデッサン額で額装します。
     ③そのままデッサン額に額装する。
     画布のままで、デッサン額にマットを組み合わせて額装します。特に木枠に張り込んだりしなくても、画布の波打ち、シワが無い場合に可能です。
     木枠に張りこまれていないキャンバス画布を額装依頼する

  • Q.額縁に鏡を付けられますか?

    A.鏡のまわりにフレームを付けるというお仕事は、実店舗にてよく承ります。700種以上のフレームサンプルからご自宅の雰囲気に合わせてフレーム選びをし、鏡に合わせてお作りしています。ただし、ネットショップではほとんど承っておりません。鏡の配送が難しいからです。鏡をお送りいただき、額装、さらに配送というのは、非常にリスクが高く、ネットショップでの対応は難しいのが現状です。
     四角に組んだフレームのみでのご注文は可能です。すでに壁に設置してある鏡に、フレームを取り付けて飾りたいといったときにご利用ください。フレームのみのご注文は、オーダーシステムの対象外となっております。メールにて詳細を伺いますのでお問い合わせください。

  • Q.子供が描いた絵を入れたい。

    A.小学校、中学校の美術の時間に使うのは『四つ切画用紙』が一般的です。380×540の大きさの画用紙ですが、デッサン額の『三々』『小全紙』とマットを組み合わせて額装するのがおすすめです。
     デッサン額からお好みの額縁をお選びください。『三々』や『小全紙』といったサイズは、大体どのデッサン額でもご用意があります。お求めの額縁と同じサイズの、マットも合わせてお求めください。マットご購入の際には、窓抜寸法の指定が必要です。380×540の画用紙ですと、窓抜寸法を370×530程度にすればよいでしょう。
     もっと手軽な、四つ切画用紙がそのままぴったり入るおえかきフレームや、ステインパネルもあります。ただ、小中学校で描く作品は日焼けに弱いので、アクリル仕様のデッサン額をおすすめしたいところです。

  • Q.結婚式のウェルカムボードに額を使いたい。

    A. ウェルカムボードの中身の作品がどのようなものかでおすすめする額縁が変わってきます。紙に描いたイラストなら、デッサン額と額装マットを組み合わせて額装するのが普通です。額装マットはダブルマットにして、コントラストをはっきりさせましょう。
     アートボックスフレームをつかうと、深さをいかして立体物を額装することができます。立体額・アートボックスの一覧に、多種多様な立体額がありますのでご覧ください。
     額装したウェルカムボードを、額縁ごとデコレートしてしまうのもおすすめです。額縁のフレームやガラス面に、ボンドや両面テープで花などを取り付けてみましょう。とてもゴージャスな仕上がりになります。

  • Q.保存額装ってなんですか?

    A.作品の長期保存を目的とした額装のことです。作品にダメージを与える紫外線、有毒ガス、湿気などをカット・吸収する素材を使って額装します。紫外線のカットにはUVカットアクリル、有毒ガス、湿気の吸着には厚み調整材に特殊素材を使います。作品に有害な物質は外からだけではなく、例えば作品の基底材、絵の具などからも発生する恐れがあるので、保管場所さえ気をつければ済むということはありません。
     紫外線は作品の日焼け、退色を起こします。紫外線の影響を特に受けやすいのは水彩画、写真、ポスターなどでしょうか。紫外線のカットにはアクリルが有効ですが、UVカット強化アクリルといっても100%の紫外線はカットできません。また経年によるカット率の低下も若干ながら起こるようです。直射日光は論外ですが、光の弱いところ、温度変化の少ないところに飾ることを意識すると良いでしょう。紫外線がほぼ照射されない、LED電球を採用するのもおすすめです。
     額縁の中で何らかの有毒ガスが発生し、作品を傷める可能性があります。アーカイバルコルゲートボードなどを厚み調整材に採用し、額縁内部の環境を整えましょう。まれに起こる現象ですのでそれほど神経質になる必要はありませんが、ご相談いただければご用意いたします。
     湿気、気温の変化が作品に影響を与えることもあります。美術館のような、24時間365日の空調管理は現実的ではありませんが、なるべく寒暖の差が小さいところに飾りましょう。加湿器、エアコンなどによる急激な湿度・温度の変化にも注意が必要です。
     この他に虫害もありえます。額縁の中に防虫剤を入れることもありますが、防虫剤の成分が作品に悪影響を与えるかもしれません。
     様々な要因を総合的に考え、対策を行うことが大切です。

  • Q.すっごく古い作品なんですけどきれいになりますか?

    A.まず書や水墨画の場合、表具師が作品を洗濯してきれいにします。ただ、作品の状態により全てのケースが異なるので一概には言えません。一般的には、絹本よりも和紙に描いてある作品のほうがきれいになりやすいです。いずれにしても換えのきかないひとつだけの品物に、危険を冒して手を加える表具師の真剣勝負です。
     油絵の場合、絵画の表面を水拭き、もしくはテレピンなどで拭き取ることによってきれいになります。ガラスが無く、作品が剥き出しで額装されていた場合、作品の表面はタバコのヤニや埃でとても汚れているものです。拭き取ることで驚くほど油絵はきれいになります。油絵の具で描かれた作品の表面は頑丈なので、多少雑巾をかけたぐらいではびくともしません。仕上げにタブローなどで光沢を補ってあげると良いでしょう。※作品に直接手が触れる作業なので、経験者の指導の下行うことをおすすめいたします。
     水彩画やポスター、写真などは、年月がたつと紫外線による退色が起こっていると思います。紫外線による退色、要は『日焼け』ですが、日焼けを元に戻す方法はありません。日焼けを防ぐ額装、光を避けて飾ることが大切です。

  • Q.額に入れると日焼けしないのですか?

    A.日焼けの原因は紫外線ですが、紫外線のカットにはアクリルが有効です。室内での紫外線(300~380nmの波長)における光透過特性について、アクリルとガラスを比べると、ガラスで約30%、通常のアクリルは90%以上、UVカット強化アクリルでは98%以上の紫外線をカットします。弊社では旭化成、クラレの1.8㍉厚のアクリル板を通常品として、UVカット強化アクリルも同社製2㍉厚の製品を使用しております。これらはメタアクリル樹脂板とも呼び、プラスチックの中で最も優れた透明性(反射光7%)や耐候性を有する製品で、上記国産2社のアクリル板ならば、特にUVカット強化仕様でなくても大部分の室内紫外線はカットできるようです。ちなみに日焼けの影響を受けやすいのは水彩画、ポスター、書などで、アクリル画、油絵などは日焼けに強いといえます。
     上記を踏まえても、額装品を飾るときは太陽光からなるべく遠ざける、紫外線が少ないLED照明を使うなどの対策も大切です。いくらアクリル仕様の額縁を使っても、紫外線の絶対量が多い場所では日焼けは避けられません。また100%の紫外線をカットすることができない以上、光の少ないところでも徐々にではありますが退色は進みます。少しでも紫外線の少ないところを選ぶことが肝要です。
     また少しずつではありますが、アクリルの紫外線カット率は劣化するようです。ガラスの額縁、表面素材の無い額縁に比べれば日焼けの防止効果は劇的ですが、完全にガードというのは難しいです。

  • Q.掛軸にしてあったものを額装し直し出来ますか?

    A.できます。掛軸は表具師によって作品本紙のみ剥がすことが可能です。剥がした作品本紙をあらためて裏打ちし、マット付きで額装するなり、裂地に福林付きで張りこんだりします。額に入れば洋間などにも違和感無く飾れますし、額縁を床の間に飾るのも乙なものです。掛軸には掛軸の良さがありますが、額に入れると作品が汚れから守られるので大きなメリットです。
     掛け軸からの作品の剥がし~洗い~張りこみは表具師による作業となります。金額、納期等についてはご相談ください。

  • Q.仮縁ってなんですか?

    A.仮縁は、金属製の頑丈な額縁です。基本的に裏板やアクリルなどは無く、キャンバス・パネルに直接フレームが付くだけの単純な仕様です。丈夫さ、持ち運びのしやすさから、主に展示会用に使われます。
     また仮縁はその頑丈さから、特大サイズの額装に使われることもあります。例えば体育館で校歌を掲げている額縁は、丈夫さと耐久性が求められるので、まさに金属製で頑丈な仮縁はぴったりです。
     仮縁はフレームのみの構造であるため、作品に寄り添うような形で使います。キャンバス、パネルなどには問題なく使えますが、紙の作品には使えません。紙を押さえるために、表面のアクリルや裏面のパネルが別途必要になります。紙の作品にはデッサン額をおすすめします。

  • Q.フレームの「ライナー」ってどういう意味ですか?

    A.油絵額縁のマット材のことを指します。マット材とはフレームの内側に位置して、キャンバスやパネルを納める部分です。マット材など入れずに、作品のまわりにそのままフレームが付けることも可能ですが、こういった構造の額縁は表面素材のガラス(アクリル)と、作品が密着してしまいます。作品と表面素材が密着すると見栄えが悪くなり、最悪の場合作品のダメージにつながります。油絵の額縁にはライナーが不可欠なのです。
     ライナーと同じ役割の『LT面金』もあります。ライナー付きの額縁に比べてコンパクトになりますが、効果は変わりません。
     当社オーダーフレーム(油絵額マットライナー仕様)では、4種類のライナーをお選びいただけます。上記LT面金仕様の額縁もお作りできますので、オーダーフレームのページをご確認ください。

  • Q.ほかの店で売ってないフレームってありますか?

    A.創業80年、長野県下の販売実績を踏まえて生まれた、数々のオリジナル商品がございます。大好評を得ております『ケースも飾れる叙勲額』『入替できる写真パネル』『2枚入れ色紙額』『高級賞状額 24019』などがその一例です。
     また、額縁のタカハシは全国でも有数のフレームサンプル数を誇り、このフレームサンプルから作られる額縁はすべて当社自社工場の製造となります。既製の額縁がお気に召さない方は、このフレームサンプルの中からお好みの額縁をお作りいたします。

  • Q.掛軸の保存方法を教えてください。

    A.掛軸はしまったままにしておくとシミや、虫食いが出ることがあります。桐の箱に入れておくと桐の湿度調整作用や防虫効果でそういったトラブルはおこりにくくなります。また、年に一度は虫干しも兼ねて、飾って鑑賞することをおすすめします。

  • Q.雲肌麻紙パネルとボードの使い分けを教えてください。

    A.額縁のタカハシで販売している雲肌麻紙ボードは、最大寸法が10号です。10号以上の雲肌麻紙ボードは強度の問題で作れません。というのも、強靭な雲肌麻紙の収縮で、ボードが反り返ってしまうことがあるからです。
     10号以下のサイズでしたら、雲肌麻紙ボードと雲肌麻紙パネルは額縁の仕様によって使い分けるといいでしょう。額縁が油絵額縁タイプなら、雲肌麻紙パネルのほうが使い勝手が良いですし、雲肌麻紙ボードは、ちょっとの工夫でデッサン額に納めることができます。

  • デッサン額について / ABOUT DESSIGN FRAME

  • Q.デッサン額のサイズはどんなのがあるの?

    A. デッサン額のサイズはスタンダード、正方形、横長、スケッチ(Fサイズ)、洋紙サイズに分類されます。デッサン額が対応できる作品は多種多様なので、いろいろな品物に対応できるようサイズ展開されています。
     デッサン額は一般的にマットと組み合わせて使います。作品よりも一回り大きい額が適正なサイズになるので、デッサン額のサイズ表で確認してみてください。また、特注サイズのデッサン額をお作りすることも可能です。サイズ表に適当なサイズが見当たらない場合はご検討ください。

  • Q.デッサン額に厚い作品は入るの?

    A. 詳しくは各デッサン額の詳細ページにある断面図で確認できますが、デッサン額は額縁の深さが10~20ミリくらいです。ガラスと裏板の厚さを合わせると5ミリ位になるので、5~15ミリの余地があります。理論上、この厚さに収まる作品はデッサン額で飾れることになります。紙などの薄い品物を入れるとき、この厚みの余り部分にはダンボールなどを入れて厚さを調整しているのです。
     ただしマットと組み合わせるとなると、さらにマットの厚さ、1.5ミリ~3ミリを考えなくてはなりません。つまり、デッサン額はそれぞれで深さが違いますが、3ミリ程度の厚さの作品ならどの額縁でも問題なくお使いいただけるということです。厚みのある品物の固定方法、重さなどにご注意ください。
      さらに厚みのある作品の額装をお考えの場合は、『額縁の選び方/お見積り』からお好みの額装方法を探してみてください。

  • Q.デッサン額のおすすめはどれですか?

    A. まず無難なデザインとして挙げられるのは、白系統の額縁です。『一般額・BH-E27F』『デッサン額・5590』などは価格的にもこなれた白のデッサン額です。
     『デッサン額・5767』『デッサン額・BH-18E』はオーソドックスなデザインの上、カラーバリエーションも豊富なのでお好みに適いやすいでしょう。
     和風の作品、水墨画などには『デッサン額・D717』が定番中の定番。価格と品質のバランスがとれた一品です。
     額装において、『その組み合わせだけはありえない!』なんてことはありません。少しでも気に入った額縁は、自信を持ってお選びください。
     ちなみに私のイチオシは『リネアグラフィカ25』、和・洋問わずモダンに仕上がります。

  • 納期・配送・お届けについて / ABOUT SEND

  • Q.納期について教えてください。

    A.商品によって納期は異なりますが、最短の納期を心がけております。注文確定後、1~2日中に納期などの詳細をメールいたしますのでご確認ください。工場が休みの土・日・祝日は、もう数日お時間をいただくこともありますのでご了承ください。在庫のある商品は2~3日中に、取り寄せ商品は1週間程度でお届けいたします。
    ただし注文製作品に関しては、それ以上の納期、10日~2週間かかる場合があります。納期をいただく商品には、それぞれの商品の詳細ページに納期の記述がありますのでご確認ください。
    お使いになる日にちが決まっている場合など、納期の期日があるときは商品注文時の通信欄にてご連絡ください。納品が間に合わないようなら、お客様とご相談の上、代替品の手配やキャンセルをさせていただきます。

  • Q.注文した額縁はどうやって送られてきますか?

    A.箱に入った額縁を、さらにダンボール箱に入れて、適宜クッション材などを詰めて荷造りいたします。商品に含まれる箱を、クッション材と箱が覆う形となりますので、安全に配送できると思います。この状態ですと多少の衝撃ではびくともしませんが、万一の事故の際は良品と交換させていただきます。
    ちなみに、当社オーダーフレームからご注文いただける額縁に、製品としての箱は付属しません。パッケージはエアキャップ包装となります。こういったエアキャップ包装の額縁も、万全の梱包でお送りいたしますのでご安心ください。 運送事故、商品の不良などは、商品到着後8日以上を過ぎますと対応できない場合があります。商品は到着次第、すぐに確認していただけますようよろしくお願いいたします。

  • 表面素材(アクリル・ガラス)について / ABOUT COVER

  • Q.アクリルだけ交換って出来ますか?

    A.アクリルの単品販売をしています。通常アクリルUVカット強化アクリルがありますのでご選択ください。
     通常アクリルでも紫外線はほとんどカットされますので、コストパフォーマンスの良い通常アクリルがおすすめです。

  • Q.アクリルとガラスの違いは何ですか?

    A.ガラスとアクリル、どちらも額縁の表面カバーとして使いますが、それぞれに長所、短所があります。どちらがいいとは一概に言えませんので、状況にあった選択が大切です。
     まずガラスのメリットは、強く拭いても傷が付かないこと。平面性に優れること。若干安価なこと。ですが、デメリットは重いこと。割れると危険なこと。です。
     アクリルのメリットは、透明度に優れること。軽いこと。割れにくく安全なこと。紫外線をカットすること。で、デメリットは傷が付くこと。サイズが大きくなるとたわむこと。若干伸縮することです。
     ガラスは重さのデメリットが大きくなるので、大サイズの額縁にはまず使いません。ガラスとアクリルの選択が必要なのは小さなサイズの額縁になります。とはいえ、小さいサイズの額縁もアクリル以外の選択肢が無い額縁も増えてきました。ガラスが縮小傾向であることは疑いようが無く、アクリルの採用が拡大しています。

  • Q.透明シートとかペット樹脂、塩ビシートって何?

    A.主にポスターフレームの表面素材に使われる、平たく言えばプラスチック製の透明なシートのことです。アクリルやガラスに比べて安価なのはメリットですが、厚さは0.5ミリ~1ミリ程度でたわみやすく、紫外線や気温の変化に弱い素材です。特に紫外線を受けると化学変化を起こして変色してしまいます。塩ビシートは黄色く、その他のシートは白色化して濁るので長期間の鑑賞には堪えられないかもしれません。
     機能的にはアクリルやガラスの下位互換といえます。アクリルとこれらプラスチック製のシートを混同される方がいらっしゃいますが、アクリルは変色など起こさない、額縁の表面素材にはぴったりの素材です。

  • マットについて / ABOUT MAT

  • Q.マットを入れる意味って何ですか?

    A.デッサン額と組み合わせて使うのがマットです。マットの意味は、
     ①寸法の不一致を調整し、
     ②カラーコーディネートを図り、
     ③作品の見栄えを良くし、
     ④作品を保護する(ガラスとの接触を防ぐ、湿気を吸収する、有毒ガスを吸収する)など、額装に欠かせない重要なパーツです。
     もっとも分かりやすいのは①でしょうか。デッサン額は主に紙状の作品を入れる額縁ですが、マットが無いと古今東西様々な大きさの紙に合わせて、サイズ展開しないといけません。
     

  • Q.マットの種類は?どう選ぶの?

    A.デッサン額に使うマットには、普通マット、上マット、特上マットがあります。
     普通マットはもっともオーソドックスな、1.5ミリのカラーバリエーションに富むマットのグループです。
    上マットは個性的な色合いや、3ミリ厚の特厚マットを含むグループです。
     特上マットは布張りマット。豪華な仕上がりになります。
     使い分けに関してですが、布張りマットは存在感が強いので、作品よりも目立ってしまう場合があります。インパクトのある作品や、賞状などに使うと重厚な雰囲気が出てよく合います。
     3ミリ厚のマットは、ガラス(アクリル)との空間を広げたいパステル画や、大き目の作品に使うと良いでしょう。逆に小さめの作品に3ミリマットを使うと、野暮ったく見えることがあります。
     マット色に関してはお好きな色を選んで問題ないですが、まず間違いないのはクリーム色です。やはり作品が主役なので、目立ちすぎないクリーム色は万能色です。

  • Q.マットの寸法の出し方を教えてください。

    A.マットの寸法には、外寸法と窓抜寸法、マット幅があります。
     外寸法はマット全体の大きさのこと。額縁のフレーム内寸法から1ミリ程度引いた大きさが外寸法になります。別の見方をすれば、窓抜き寸法にマット幅×2を足した数値がマット外寸法です。
     窓抜寸法はマットに穴を開ける寸法のこと。窓抜き寸法は任意で決められますので、作品に合わせた窓抜き寸法をご指定ください。
     マット幅はマットの幅です。額装したときに、マット幅がそのまま正面から見えるわけではありません。実際にはフレームのかかりに隠れますので、マットの見え幅はマット幅よりも小さくなります。
     マット寸法についての詳細はこちらをご覧ください。

  • Q.マットの面金はどんな時に付け、どんな効果がありますか?

    A.マットの窓抜きは、奥行きを強調するために斜め45度にされます。この45度のエッジ部分の代わりに取り付けるのが面金です。通常のマットカットよりも豪華に、コントラストをはっきりさせた額装に仕上げます。
     シングルマットのほうがすっきり見えるので、ゴテゴテした額装を好まないときはおすすめできません。作品に合わせたマットの選択が肝心ですが、仏画などには雰囲気も良く合うのでおすすめです。

  • Q.ダブルマットってなんですか?

    A.ダブルマットはマットを2枚重ねにして額装することです。2枚重ねのマットを窓抜寸法を違えて使うことで、額装に着物の襟を思わせるような指し色のコントラストを生みます。またマットが重なることで、作品とガラス(アクリル)の間の空間が広がることもポイント。
     色選択のセオリーは、上段マットを白・ベージュ系などでおとなしく、下段マットを濃い目の色にすることです。マット全面にはちょっと使いづらい派手なカラーも、指し色でチラッと見せることにより違和感無く使えます。
     どのような作品であれ、シングルマットよりもダブルマットにするほうが見栄えのする額装になると思いますが、背景が白の作品などはダブルマットでマットとの境目に色を挟むと額装がしまって見えるので、特におすすめです。

  • Q.デザインマットカットはどんな形にカット出来ますか?

    A.『デザインマットのバリエーション』をご参照ください。
     デザインカットのご注文は、デザインカットのカーブや切込みの幅などの指定が難しく、ネット上でご注文というのが実現できておりません。お客さまにはお手数をお掛けしますが、見積もりフォームにてご希望をお伝えいただけますようお願いいたします。

  • 立体額について / ABOUT SOLID

  • Q.立体の作品はどうやって固定するの?

    A.立体作品の固定は、その作品にあわせてとしか言いようがありませんが、ボンド、両面テープ、針金・糸、埋め込み、専用の金具などを使います。
     ボンド、両面テープは一番扱いが簡単ですが、剥がすのが困難なことが多いため慎重な作業が必要です。また、気温や湿度によって粘着に変化があるかも知れません。信頼の置けるボンド、テープを使わなくてはなりません。
     バックボードに穴を開け、針金や糸を通して作品を縫い付けたり、縛り付けることもあります。水引やハッピなどが該当しますが、全てを縫い付けるわけではなく、ポイントで数箇所固定します。作品のダメージが少なく済むのがメリットです。また粘着が弱まって落ちてしまうといったことが起きにくい、信用できる固定方法です。
     厚さのあるバックボードに、型取りした穴を開けて作品を埋め込む場合もあります。作品の厚さ、重さ、形状によって埋め込みにするか否か決めますが、加工に手間がかかり、料金も割高になるのが欠点です。
     専用の金具には、ユニフォーム額のハンガーや、皿用の皿受け金具などがあります。これらは扱いも簡単で、落ちる心配もありません。
     月日が経ったとき、どのような素材の変化が起こるかわかりません。最悪の事態を避けるため、きっちりした固定方法を選択しましょう。

  • Q.立体物はどのくらいの厚みまで入れられますか?

    A. 既製の立体額縁を使う場合は、商品ごとの断面図を参考にしてください。商品詳細ページの右側に断面図が表示されています。
     オーダー製作の立体額縁はフレームに厚さを足すか、ボックスタイプにして箱にフレームを付ける形となります。厚さを足すのもボックスタイプにするのもオーダーで一から作るので、厚さの制限は基本的にはありません。当社オーダーフレームのページから、立体額のオーダー額縁のご注文も可能ですのでご確認ください。
     ただしあまりにも額縁の厚さがあると、壁に飾ったときに不自然になってしまいます。額装写真集の中から厚さのあるものをピックアップすると、スズメバチの巣BMWのハンドルなどでしょうか。これらは壁に飾るというよりも、平らに置いたり、サイドボードの上などで壁に立てかけて飾ったほうが良いようです。ちなみにヨーロピアンマスクはポコリルを使った額装例です。ポコリルを使うと額が厚くなりすぎることなく、なおかつ作品が鑑賞しやすくなります。どちらにせよ、額縁のタカハシのモットーは『どんな額でもお作りします』なので、是非ご相談ください。

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11100(記号) 38108781(番号) ガクブチノタカハシ(カ

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